2030年までに女性管理職比率30%を目標に設定(ジェンダーダイバーシティ)

メガネの田中グループ(代表会社:メガネの田中ホールディングス(株)、代表取締役社長: デイミアン・ホール)は、このほどダイバーシティ&インクルージョン推進の一環として、グループ全体での女性管理職比率を、2030年度までに30%に引き上げる目標を設定しました。 

【ジェンダーダイバーシティ目標】 2030年度までに、メガネの田中グループの管理職に占める女性比率30%を目指します。

 

メガネの田中グループでは、一人ひとりが持つ個性や強みを、互いに認めて活かしあう、ダイバーシティ&インクルージョンを経営戦略の一つに掲げています。多様な人材が活躍できる組織をつくることで、異なる視点やアイデアからのイノベーション創出、多様なお客様の多様なニーズへの対応、全ての社員が自分の強みを存分に生かして活躍できる職場づくりを目指しています。 

これまでダイバーシティ推進に向けて、公平かつ公正な採用活動、実績ベースの評価制度の導入、社員啓発などの取り組みを行ってきました。ジェンダーダイバーシティに関しては、グループ全体での女性管理職比率は、約16%です(2021年12月現在)。ただ、グループ会社間でのばらつきが大きく、例えば統括会社であるメガネの田中ホールディングス(株)では、女性管理職比率を2018年度から4050%で維持している一方で、国内の販売・製造会社は低い傾向にあり、数%以下というところもまだあります。そこで、まずは、女性管理職比率30%という数値目標を設定することにより、社員の意識を変革し、会社と社員の両方が知恵を持ち寄って、課題の発見と解決を行っていきます。 

 現在計画中の主な取り組み(メガネの田中チェーン(株)、ホールディングス(株)の事例) 

 

1. 研修を通じた従業員の意識変化とスキル強化 

メガネ小売業界は、かつては男性の技術職のイメージが強く、今もその影響が見うけられます。 引き続き、ダイバーシティ研修などを通じて、自身が持つ「無意識の偏見」に気づき、多様な人材を活用できるスキル強化を図っていきます。また女性自身が「管理職として働く自分」のイメージを強く持ち、スキルを身につける機会を増やしていきます。 

 2.優秀な女性人材の採用機会の拡大 

すでに性別に関わりなく採用を行っていますが、さらに優秀な女性人材を発掘できるよう、女性のみのグループ面接・セミナーなどを実施し、接点を増やす計画です。 

 3. 職場環境面の充実 

2020年度から、顧客サービスの品質向上を目的に「ご来店予約」を積極的に推進していますが、副次的効果として、社員の勤務時間の管理・調整にも役立っています。さらに予約制度を推進し、顧客満足と社員のワーク・ライフバランス向上の両方を目指します。 

 4. ダイバーシティ・プロジェクト 

社長直轄の「ダイバーシティ・プロジェクト」では、様々な部署、様々な年代から、外国人社員を含む男女両方の従業員が参加し、互いを尊重し活かし合う職場づくり、マイノリティの従業員が抱える課題解決などに取り組んでいます。女性活躍推進は重要な課題の一つで、「先輩ママから学ぶワーキングマザー応援セッション」や、管理職を目指す女性のためのワークショップ等を開催してきました。引き続き、社員が自ら考え、互いに学び合う活動を続けていきます。 

 

(ご参考)メガネの田中ホームページ内・ジェンダー ダイバーシティ2030年目標に関するページ 

https://www.tanaka-megane.co.jp/corporate/csr/211124/