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メガネフレームの色は自分のカラーに合わせよう!選び方のコツまとめ

新しいメガネを選ぶのは楽しみでもありますが、選択肢が多すぎて迷ってしまうことがありますよね。
メガネはレンズの機能はもちろんのこと、フレームのデザインひとつで大きく顔の印象は変わってきます。

なかでも、フレームの色選びは、全体の印象を決める重要なポイント。
今回は、メガネ店ならではの専門知識を生かし、メガネの色が与える印象の違いや、フレーム選びのポイントを解説していきます。

メガネフレームの色は自分のカラーに合わせる

メガネフレームの色を選ぶときには、何を基準にすればいいでしょうか。

もちろん特別に好きな色がある方は、その色を選ぶのが一番です。
しかし「何色を選べばいいかわからない」という方は、「自分に似合う色」を見つけるのがおすすめ。

自分に似合う色を選ぶポイントを、
・肌の色
・髪の毛の色
・瞳の色
の3つの観点からご紹介いたします。

肌の色・パーソナルカラー

人間の肌の色は、大きく2つに分けられます。
「イエローベース」と呼ばれる黄み寄りの肌と、「ブルーベース」と呼ばれる青みがかった肌です。

簡単な見分け方としては、頰の血色や爪などの血が透ける部分がオレンジっぽい人はイエローベース、ピンクっぽい人はブルーベースと言われています。
一般的には、イエローベースの人はブラウンやゴールドなど黄味の入った色がよく似合い、ブルーベースの人は青みがかった寒色系が似合うとされています。

また、色黒か色白か中間色かによっても似合う色が違います。
どちらかというと、色黒の人ははっきりと鮮やかな色、色白の人は柔らかく淡い色が似合います。
肌の色に合わせてメガネを選ぶ時は、自分の肌トーンに似合う色調かつ肌の明るさに合わせた明度・彩度の色を選ぶといいでしょう。

髪の毛の色

髪の色に合わせて、メガネの色を選ぶという方法もあります。
特に黒・グレー・茶系などのフレームから選びたい場合は、髪色に近いものを選ぶと浮かずに馴染むでしょう。

また、肌の色と同様、髪の色にもブルーベース・イエローベースがあります。
生まれ持った肌の色とは違って自分で染められるので、自分で印象を作り出せるのが嬉しいですね。

黒髪や、アッシュ系、赤茶系などクールな髪色はブルーベース。青みがかった色や、赤・青・白などはっきり鮮やかな色が似合います。
ベージュ系・ダークブラウン・ピンク系など温かみのある髪色はイエローベース。カーキやボルドーといった深みのある色や、黄みがかった色が似合います。

また、シルバーヘアは、白いキャンバスと同じで何色でも似合います。
自分の好きな色や服のテイストに合わせて、様々な色に挑戦してみてください。

瞳(虹彩)の色

瞳の色というのは、黒目の周辺部分の「虹彩」の色を指します。

日本人の瞳は茶色が多いですが、薄い茶色から濃い茶色までトーンは様々です。
メガネは目に近い部分にあるので、瞳の色に合わせるのも一つの方法ですよ。

瞳の色が薄い場合は、優しい印象の暖色系やセルフレームがマッチします。
一方、瞳の色が濃い人は、キリッとした印象の寒色系や、黒、メタルフレームなどがおすすめです。

また、瞳単体の色だけではなく、白目と瞳の色のバランスも大事。
白目が白く、瞳のコントラストがはっきりしている方は、彩度の高い鮮やかな色のメガネが似合います。
一方どちらかというと白目と瞳のコントラストが淡く、瞳の輪郭がはっきりしない方は、くすんだ色や淡いパステルカラーが似合います。

メガネフレームの色選びを成功させるコツ

メガネの田中

メガネの色を変えると、顔全体の印象がガラッと変わります。
長い期間使い続けるものですしメガネは顔の一部とも言いますから、絶対に失敗したくないですよね。

ここでは様々なケースに合わせて、メガネの色選びに成功するコツをご紹介します。

イメチェンしたいなら濃い色を選ぶ

濃い色のフレームは、顔の中心でとても目立ちます。
イメチェンでインパクトを与えたいなら、はっきりした色彩の黒・赤・青などのメガネを選ぶのがおすすめ。

色の存在感が注目を集め、印象をがらりと変えてくれますよ。
濃い色は目の錯覚で同じ面積でも淡い色より小さく見えるので、顔を引き締めて小顔に見せてくれる効果もあり一石二鳥です。

ただし、インパクトが強いだけに、形やフレームの太さには要注意。
メガネが主張し過ぎたり、キャラクターっぽくなり過ぎたりしないように、自分の顔立ちを引き立てる形と太さを選ぶ必要があります。

細いリムなら慣れない色でもなじむ

初めて着ける色のリムに挑戦する時は、細めのデザインを選ぶのがおすすめ。

同じ色でも、リムの太さによってかなり印象が変わります。

細いリムなら主張が強すぎないので、鮮やかなカラーでも気負わず取り入れることができますよ。
また、コンビ素材のリムでカラーの面積を抑えるのもおすすめです。

テンプルに色を取り入れてみる

フロント部分はベーシックな色で、テンプルに色を取り入れるという方法もあります。
フロントがカラーリムになっているほどの主張はなく、適度に色を取り入れて楽しむことができますよ。
赤・青・黄色・ピンクなど定番の差し色の他に、テンプル部分がべっ甲風・ドット・ストライプなど柄物になったデザインも。

ちなみに「テンプル全体が色だと派手すぎ」という方には、もっとさりげなく色を取り入れられる、テンプルの裏側がカラーや柄物になったデザインがおすすめです。

素材で個性をアピール

鮮やかなカラーはハードルが高いという方には、素材で個性をアピールするのもおすすめ。
特殊素材なら、特別に奇抜な色ではなくても個性やこだわりを発揮できます。
定番のアセテートやチタンフレームの他にも、様々な素材のフレームがありますよ。

<ニッケル合金>

細かな加工がしやすく、装飾的なデザインが多い。古風でエレガントなイメージ
<βチタン>

非常に軽く弾力がある素材。細身のフレームが多く、繊細で控えめなイメージ
<ゴムメタル>

軽く、柔らかな掛け心地。機能性重視のスクエア系デザインが多く、真面目なイメージ
<カーボチタン>

カーボンとチタンを組み合わせたハイブリッド新素材。太めのスクエア系デザインが多く、クールなイメージ
<べっ甲>

希少なため、現在はべっこう風模様のアセテートが多い。素朴でおしゃれなイメージ
<ピンクゴールド・ホワイトゴールド>

特有の柔らかな質感や色合いが人気。高級感があり、フェミニンなイメージ
<木・竹>

黒檀・柿の木・ローズウッド・鉄刀木など種類豊富。素朴で、個性的なイメージ

似合うメガネ選びにはフレームの形も重要

メガネの田中

メガネ選びには、フレームの色以外では形も非常に重要となります。

・逆三角顔
・四角顔
・面長
・丸顔

この4つの顔の形別に、似合うフレームの形をご紹介します。

逆三角顔の人はオーバルやハーフリム

三角形の顔型の人は、シャープで鋭いフェイスラインが特徴的です。
上部分にだけフレームがあるハーフリム型などを選べば、そのシャープな輪郭をより引き立たせてくれます。

一方、きつく見えがちなのが気になるという方は、曲線的なフレームで柔らかい印象をプラスすると良いかもしれません。

楕円形のオーバル型などがおすすめです。

四角顔の人はラウンドやオーバル

四角形の顔型の人は、直線的できれいなフェイスラインが特徴的です。
メリハリがある輪郭の四角顔さんは、場合によっては「きつそう」「堅そう」と思われてしまうことも。

そんな四角顔の方にはシャープな印象を和らげる曲線的なフレームがおすすめです。
ラウンドやオーバル型のフレームは、顔立ちを優しげに見せてくれますよ。
下側が丸みを帯びた、ボストンやウェリントンタイプのフレームもバランスを取りやすいです。

面長の人はウェリントン

面長の人は、フレームの下部分と顎との距離をできるだけ縮めることがポイントです。
逆台形のウェリントン型や、ウェリントン型の下部分が丸くなったボストン型のように、天地の幅(上下の幅)の大きいフレームを選ぶと良いでましょう。

メガネから出ている部分をなるべく小さくすることで、顔の長さを短く見せる効果があります。

丸顔の人はスクエアやブロー

丸顔の方は、もともと全体的に柔らかく可愛らしい印象です。
そのため、丸メガネなどの曲線的なフレームは、かえって顔の丸さを強調して、幼く見えてしまう可能性も。

顔の丸さを目立たせたくない場合は、メガネのフレームで直線的なラインを取り入れるのがおすすめ。

スクエアやブロータイプのフレームは、顔立ちをスッキリシャープに見せてくれます。
また、天地幅は短めの物を選んだ方が、丸顔が強調されにくいですよ。

まとめ

メガネの田中

メガネを選ぶ時は、レンズの種類だけでなく、ぜひフレームの色にもこだわってみてください。
似合わないと思っていたデザインも、色を変えればしっくりくることがあります。

これまで定番の色ばかり選んでいた方は、少し冒険してみてはいかがでしょうか。

また、レンズにも少し色を入れてみると、さらに印象が変わります。

たくさんのメガネの中から、ぜひご自分にぴったりの1本を見つけていただければと思います。

メガネの田中では、丁寧なカウンセリングからお客さまおひとりおひとりに最適なメガネ選びをサポートしています。詳しくは「メガネの田中独自のメガネ選び」をご覧ください。

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