- 1カラーレンズは色によって印象(効果)が変わる?
- 2カラーレンズの濃度をシーンに合わせよう!
- 3ビジネスシーンでのカラーレンズの選び方とメリットは?
- 4カラーレンズとサングラスの違いは?
- 5カラーレンズが気になったら、店頭で相談しよう!
お困りごとがあればお近くの店舗でもご相談できます
「カラーレンズ」という言葉を耳にしたことはありますか?
レンズに色がついているなら「サングラス」では?と思う方もおられるかもしれませんが、実は両者には明確な違いがあります。
ここでは、カラーレンズについて詳しく紹介いたします。
サングラスと違いや、色による効果の違い、カラーレンズを使用するメリットなどを解説していきます。
カラーレンズは色によって印象(効果)が変わる?
カラーレンズには幅広いカラーバリエーションがあります。
その中でも、よく使われるのは大きく分けて次の6色です。
・ブラウン系
・グレー系
・ブルー系
・イエロー系
・ピンク系
・グリーン系
色ごとに異なる効果がありますので、まずはそれぞれの色の特徴やメリットについて見ていきましょう。
ブラウン系レンズ
ブラウン系レンズは、カラーレンズの中でも最も一般的な色と言えます。
自然に視界全体の眩しさを和らげつつ、ちらつきやすい散乱光をカットしてコントラストをはっきりさせる効果があり、クリアな視界が特徴です。
雪による反射光を防いで、遠くの障害物までよく見渡す必要があるウィンタースポーツなどにも適しています。
ブラウンは肌の色に近いので顔になじみやすく、カラーレンズ初心者でも挑戦しやすいカラーです。
柔らかいブラウンは穏やかなイメージに、オレンジがかったブラウンであればアクティブな印象を与えられます。
グレー系レンズ
グレー系のレンズは、自然に眩しさを軽減して、見え方が自然なのが特徴となっています。
無彩色で視界の色への影響が少ないため、景色を楽しみたいドライブやレジャーシーンにおすすめです。
ブラウン系と同様、グレー系のカラーレンズも、使いやすく誰にでも似合う色と言えるでしょう。
どんな色にも合わせやすく、服やメイクなどのファッションの邪魔もしないので取り入れやすい色です。
ブルー系レンズ
ブルー系のカラーレンズは、赤や黄色の光をカットしてコントラストを和らげ、目が疲れにくいのが特徴です。
そのため、長時間のドライブや普段使いに適しています。
また、目もとのくすみを消してくれる効果があり、美肌効果も期待できますよ。
ブルー系のレンズをかけるとクールな印象になるので、格好いいイメージになりたい方におすすめです。
イエロー系レンズ
イエロー系のカラーレンズを着用すると、背景とのコントラストがはっきりしてより見やすくなります。
そのため、薄暗いところではっきりと物を見たい、悪天候時のドライブなどに向いています。
さらにイエロー系レンズはファッション性も高く、おしゃれアイテムとしても効果的です。
一見、つけこなすのが難しい印象がありますが、淡い黄色であれば違和感も少なく、案外取り入れやすいかもしれません。
ピンク系レンズ
ピンク系のカラーレンズは、光を遮る効果はそれほど高くはありません。
その分視界が明るくコントラストをはっきり見せる効果もあるため、雨天や曇天でも景色が見やすいです。
ただし、赤みが強いレンズは目が疲れやすいため注意しましょう。
また、見た目では肌の血色を良く見せてくれる効果があります。
肌のトーンが上がって綺麗に見えるので、健康的なイメージを与えられますよ。
グリーン系レンズ
グリーン系のカラーレンズは、赤系・青系どちらの光も吸収する効果があり、視界の色調が自然です。
近くのものと遠くのもののコントラストがはっきりするので、ゴルフや釣りにおすすめの色です。
目が疲れにくくリラックスできる色でもあるので、パソコンやジョギングなど長時間の着用にも適しています。
見た目の面では、グリーンは肌のくすみ・赤みを目立たなくしてくれる色です。
爽やかでフレッシュな印象を与えてくれるので、若々しいイメージになりたい方におすすめです。
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カラーレンズの濃度をシーンに合わせよう!
カラーレンズは同じ色でも濃度の違いで印象が大きく変わります。
一般的に、市販されているのは濃度10%、15%、25%の3種類。
しかし、パッと見て「カラーレンズだ」と認識できるのは、濃度15%以上のものです。
濃度50%になるとサングラスのような印象を与えるので、かける場面によっては注意が必要です。
公式的なビジネスシーンなどでは、濃度10%以下のものが無難でしょう。
一方、濃度5%程度のカラーレンズになるとほとんど色がなく、見た目には無色のレンズとあまり変わりません。
よく見るとカラーが入っているのが分かる程度で、視界の透明感も無色のものと変わらないので、カラーレンズの良さを生かすにはやや物足りないかもしれません。
外出が多い方やドライバーなど運転をする職業の方の場合は、濃度15%程度のカラーレンズだと、強い日差しを緩和することができて重宝します。
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ビジネスシーンでのカラーレンズの選び方とメリットは?
就業規則が厳しい会社や、堅い雰囲気の会社では、仕事中のカラーレンズ着用は難しいかもしれません。
しかし、カラーレンズには見た目だけではない様々な効果があり、仕事中の眼精疲労を軽減したり、集中力を高めたりすることに繋がります。
薄い色のカラーレンズであれば、そこまで違和感を与えないためビジネスシーンにも無理なく取り入れられますよ。
ビジネスシーンでもOKなカラーレンズ
一般的なビジネスシーンでは、レンズのカラー濃度は10%以下がおすすめです。
濃度5%や10%のカラーレンズでも、色の効果で見え方を補正し、目の疲れを軽減することができます。
それより濃いとレンズの色が目立ち、「仕事中にサングラスをしている」と思われて悪印象を与えかねません。
しかし、車の運転をするシーンでは、眩しさをしっかり遮ってくれる15%以上の濃度が便利です。
シーンに応じた使い分けが大切です。
ビジネスシーンでカラーレンズを使うメリット
ここから、カラーレンズをビジネスシーンで使う場合のメリットについて考えてみましょう。ビジネス上、カラーレンズの主なメリットは以下の2つが挙げられます。
・パソコン作業が楽になる
・二日酔いや疲れ目でも元気に見せてくれる
パソコン作業が楽になる
ブラウン系やグリーン系のカラーレンズには、青系の色をカットする効果があります。
長時間のパソコン作業中にかけると、ディスプレイが発しているブルーライトがカットされ、目の負担を減らすことが可能です。
ブルーライトは目に負担を与えるだけではなく、夜間に長時間浴びると体内リズムが狂う原因にもなります。
スマホやパソコンを長時間使用する時は、専用のブルーライトカットメガネや、カラーレンズのメガネの使用をおすすめします。
二日酔いや疲れ目でも元気に見せてくれる
カラーレンズには、色の働きで肌を健康的に見せる効果も。
ブルー・イエロー・ピンク・グリーンなど明るい色のカラーレンズには、目もとのくすみを消したり、肌の赤みを目立たなくしたりする効果があります。
二日酔いや疲れ目で目元のコンディションが気になる時は、カラーレンズの力を借りて見てはいかがでしょうか。
カラーレンズとサングラスの違いは?
カラーレンズとサングラスは、レンズに色がついているという点は同じです。
しかし、見え方や機能面など、少し違う面も。
カラーレンズとサングラスの違いについて、詳しく解説していきます。
見え方が違う
カラーレンズとサングラスの違いは、まずかけた時の見え方です。
一概には言えませんが、カラーレンズはサングラスより濃度が低いものが多いです。
薄い色のカラーレンズは視界に入る眩しい光を抑え、視界をクリアに見せる効果があります。
対して色の濃いサングラスは、可視光線のカット効果が高い反面、視界が暗くなります。
また、かけた時の見た目も、カラーレンズは目が透けて見えるので柔らかい印象です。
サングラスは目が透けにくく、ミステリアスに見えやすくなります。
レンズのカーブ
カラーレンズとサングラスは、レンズの形状も少し異なります。
サングラスはレンズにカーブが付いている商品が多いです。
これは物理的に目の周りを覆って、紫外線・可視光線のカット率を高めるためです。
対してカラーレンズは、普通のメガネのようにフラットな形状が多いです。
レンズにカーブがついていると、視界が歪んで見え、長時間着用していると酔ってしまう方もいます。
フラットなカラーレンズなら、眩しさをカットしつつ、歪みの少ないクリアな視界が確保できます。
カラーレンズが気になったら、店頭で相談しよう!
カラーレンズはサングラスよりも使いやすく、取り入れやすいアイテムです。
色ごとに印象も効果も異なるので、少しでもカラーの入ったレンズを着用すると、ガラっと印象が変わって驚くかもしれませんね。ぜひ、ご自分に似合う、また用途に合ったカラーレンズを見つけてみてください。