
メガネは選び方次第で、顔の印象を大きく左右します。毎日のように使うものだけに、自分に似合うメガネを持ちたいですよね。
今回は、面長の方向けのメガネ選びについて徹底解説いたします。
面長の方に似合うメガネの形や色、コーディネートについてご説明。
「メガネをかけると、顔の長さが強調される気がする…」など、メガネ選びでお悩みの方は、ぜひ参考にしていただければと思います。
面長さんに似合うメガネの選び方
まずは、面長の方がメガネを選ぶ際、押さえておきたいポイントをご紹介します。
試着するメガネを選ぶときは、まずは以下の条件に注目してみてください。
メガネの「サイズ感」をチェック
これは面長の方に限ったことではありませんが、メガネ選びでまず重要なのがサイズ感。
メガネは、ジャストサイズのものを選ぶのが原則。
メガネの横幅が、顔の幅とぴったり一致するものがベストです。
大きすぎてずり落ちるようなメガネは、生活しづらいだけではなく老けて見える原因になります。
特に大人っぽい顔立ちである面長さんは、年齢以上に老けた印象にならないためにも、サイズにこだわって選びましょう。
もちろん、小さすぎるメガネも見た目に違和感がありますし、テンプルが顔を締め付けて頭痛の原因にも。
実際に試着してみて、顔の横幅に程よくフィットするサイズのメガネを選びましょう。
面長さんはフレームの下からの長さが重要

一般的に、フレームの天地幅は、顔の縦幅の1/3が基準となります。
眉から顎までの長さを三分割して、上部1/3程度の幅のフレームを選ぶと良いとされ、この幅からあまり大きく外れるとアンバランスになってしまいます。
しかし、面長の方は少し天地幅が広めのメガネを選ぶのがおすすめ。
フレームから下の長さを短くすることで、顔の縦幅が目立ちにくくなります。
眉のラインとメガネフレームの上部分を揃える
眉は個人差が大きいパーツですが、メガネフレームの上部分となるべく同じ位置、同じカーブのメガネを選ぶと自然に見えます。眉ラインとフレームの上部分が重なるようにします。
眉の形が難しい場合は、眉頭だけでも合わせます。
最近では大きめのフレームが流行っていますが、その場合も、ちょうど眉がフレームで隠れるぐらいがジャストサイズです。
眉がフレームの上に大きく出ていると、顔がいっそう長く見えてしまいます。
つるがフレームの真ん中についているものを選ぶ
メガネのつるは、フレームの上側についているものと、真ん中についているものがあります。
面長の方には、真ん中やなるべく下寄りにつるがついているメガネがおすすめ。
なぜかというと、メガネのつるは横から見たとき、顔を真二つに分断してしまうためです。
分断ラインが上の方にあると、面長さんの頰の長さが強調されてしまいます。
なるべくつるが下の方に付いているメガネを選ぶことで、額を長く、頰を短く見せることができます。
面長さんにおすすめのメガネフレーム

それでは、面長さんにおすすめのメガネフレームを、具体的にご紹介していきます。
ウェリントンタイプ 【小顔効果あり】
ウェリントンタイプとは、逆台形型の角ばったレンズが付いたメガネのことです。
ウェリントンタイプは、他の形と比べて天地幅が広くなっています。面長の方がつけると、メガネとの対比で顔の縦幅が目立ちにくくなります。
また、カジュアルな印象もある形なので、大人っぽい面長さんの顔を若々しく見せる効果も。
面長の方が小顔効果重視でメガネを選ぶなら、まずはウェリントンタイプがおすすめです。
ボストンタイプ 【落ち着いた優しい雰囲気】
ウェリントンの次におすすめなのが「ボストン」です。
ボストン型はウェリントンよりも丸いフレームで、やはり天地幅が広いものが多いです。
ボストンタイプのメガネは、顔立ちを柔らかく落ち着いた印象に見せてくれます。
面長かつシャープな顔立ちできつく見られがちな方は、ボストンタイプのメガネをかけると優しげな印象に見えますよ。
スクエアタイプ 【大人の知的さを演出】
スクエアタイプのメガネは、長方形のレンズが特徴です。
フレームの形は様々ですが、全体的にシャープで知的な印象があります。
スクエアタイプのメガネは、面長さんの大人っぽいイメージをさらに強調することができます。
コンプレックスを隠すのではなく、あえて強調して生かしたい方におすすめです。
フォックスタイプ 【エレガントでスタイリッシュな印象】
フォックスタイプは、フレームの左右がつり上がったタイプのメガネ。
個性的なデザインではありますが、実は面長さんの大人っぽい顔立ちにこそ似合う形です。
エレガントでスタイリッシュな印象になるので、モード系のファッションがお好きな方や、普通の服でも自分なりの個性を出したい方にぴったりです。
面長さんは要注意なメガネフレーム
面長の方は、シャープに見えすぎたり顔の縦幅を強調したりするメガネは似合わないこともあります。
面長さんには要注意な、似合いにくいメガネフレームの形について解説します。
スクエアタイプ
スクエアタイプのメガネが、面長さんの知的さや大人っぽさを強調することは先に解説いたしました。
しかし同時に、年齢以上に老けて見えたり、冷たくキツい印象になってしまったりというリスクも。
そのためスクエアタイプのメガネを選ぶなら、試着を重ねてしっかり似合う1本を見極める必要があります。
スクエアタイプの中でも、比較的縦幅が長めのデザインを選ぶと、面長さんでも失敗しにくいですよ。
ハーフリムタイプ
レンズの上部または下部だけにフレームのついたハーフリムは、かけているだけでおしゃれに見えるメガネです。
しかし、上部のみにフレームが付いたハーフリムは、面長さんには鬼門。
フレームが眉のあたりで顔を分断することで、顔の長さが必要以上に強調されてしまいます。
面長の方がハーフリムを選ぶなら、リムがレンズの下部分にだけついているアンダーリムを選ぶのがおすすめ。
レンズの下部分を強調することで、メガネとあごとの距離を短く見せられますよ。
メガネをお探しの面長さんへ

面長の方は、上手にメガネを選べばクラシックで知的なイメージを演出できます。
一方、選び方を間違えると老けて見えたり、野暮ったくなったりしがちです。
ですから、面長の方のメガネ選びは、顔が必要以上に長く見えないような工夫が大事。
たくさん試着して、自分に似合う納得のいくメガネが見つかるといいですね。
メガネの田中では、「メガネの田中独自のメガネ選び」でおひとりおひとりに似合うメガネをご提案しています。 ぜひお近くのメガネの田中までお越しください。

