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初めての補聴器。選び方をやさしく解説&便利な定額サービスもご紹介

「家族と話しているとき、よく聞き返してしまう」という経験はありませんか? あるいは、実家のテレビの音量が大きくなったことで、「親の耳が遠くなってきたようだ」と気付く方もいるかもしれません。しかし、「そろそろ補聴器を」と思い立っても、どのように選んだらよいのか分からない方も多いはずです。

ここでは、補聴器の選び方についてやさしく解説します。また、最近登場した補聴器のサブスクリプションともいえる定額ケアサービスについても紹介します。

まずは補聴器の種類を知ろう

補聴器は主に「耳穴型」「耳掛け型」「ポケット型」の3つがあります。

現在主流の「耳穴型」は、耳の穴にはめ込んで使うタイプ。耳の穴の形や聞こえの程度に合わせたオーダーメイドが一般的です。「耳掛け型」は、補聴器を耳に掛けて使うタイプで、操作しやすいのが特徴です。「ポケット型」は補聴器本体をポケットに入れ、コードでつないだイヤホンで聞くタイプ。同じく操作は比較的簡単です。

また、メガネのツルに補聴器を内蔵する「メガネ型」や、離れた場所にあるFM送信機から補聴器に音を送る「特殊補聴器」もあります。

なお、補聴器は「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」に定められた管理医療機器で、個別に医療機器認証番号が付いています。補聴器は、法に基づき医療機器として品質や安全性、有効性に関して一定の基準をクリアしなくてはなりません。また、補聴器の販売店は、保健所からの販売許可が必要になります。

一方、ECサイト(ネット通販)で売られている安価なものは、補聴器ではなく集音器や助聴器のことがあるので注意が必要です。これらは医療機器ではなくオーディオ機器であり、単に音を大きくするだけの機能しかなく、耳に余計な負担をかけてしまいます。その結果、かえって耳を悪くすることもあるため、注意が必要です。

メガネの田中・聞こえの田中では、「○○型」「○○型」「○○型」の補聴器をお取り扱いしています。店舗では丁寧なカウンセリングを行い、聞こえ方を測定した上でお客さまに合う補聴器をお選びしています。

※補聴器の種類についてさらに詳しく知りたい方はこちら

補聴器選びは、専門家に相談することが大切!

聞こえにくさが気になり始めたら、まずは聞こえのケアを提供している補聴器取扱店などに相談されることが多いでしょう。また難聴を専門としている信頼できる耳鼻咽喉科医に相談してみることをおすすめします。(注:耳鼻咽喉科は、耳、鼻、咽喉(のど)の3分野をまとめた総称で難聴はそのなかで耳の分野になります)

メガネの田中・聞こえの田中では、補聴器の使用に際して信頼できる専門医の受診をおすすめしています。

補聴器選びの流れ

販売店で補聴器を購入するまでの流れを見ていきましょう。

1.専門家によるカウンセリング

販売店の専門スタッフが、聞こえの悩みや不便などのさまざまな相談に乗ってくれます。困っていることは何でも話しておきましょう。また、仕事で多くの人と会話することが多いのか、家の中で過ごすことが多いのかなど、補聴器を使う環境によっても判断基準が異なります。日頃のライフスタイルについても詳しく伝えましょう。

なお、カウンセリングには家族など身近な方と一緒に行くことをお勧めします。

2.聴力測定

どのくらい小さな音まで聞き取れるか、言葉をどの程度聞き取れるかを判定するために、聴力測定を行います。※聞こえの簡単チェックはこちら

3.補聴器の選択

聴力測定の結果やライフスタイルなどを考慮しながら、ふさわしい補聴器を選びます。

4.試聴、調整

実際に補聴器をつけて、スタッフや家族と会話をしたり、店内の音を聴いたりします。その上で、聞こえ方や装用感を調整します。

5.補聴器の決定、購入

聞こえ方や装用感が問題なければ、使い方についての説明を受け、補聴器を購入します。購入前に、試聴用の補聴器を貸し出してくれるところもあります。購入後も、微調整を続けながら自分の耳にフィットさせていきます。

補聴器は一人ひとりの聞こえに合わせて機器を選び、細かく調整する必要があります。その際、認定補聴器技能者などの、聞こえに精通した専門カウンセラーのアドバイスが欠かせません。耳の形状や聞こえ方は人それぞれですから、すぐにフィットすることはまれです。聞こえにくさを放置していた期間が長いほど、フィットするのに時間が掛かる傾向があります。早めのケアをすれば、慣れるのも早いようです。

医療費控除を受けるには認定補聴器専門店での購入が必須

補聴器は、先にご説明したように管理医療機器であり、価格も高いものです。非課税ですが、健康保険はききません。

補聴器の購入費用は医療費控除の対象になります。ただし、補聴器相談医の診察を受け、所定の診療情報提供書を作成してもらう必要があります。補聴器を購入する際には、この診療情報提供書を持参し、販売店に提出します。販売店からは診療情報提供書の写しと領収書を受け取り、税務署から求められた場合に備えて保管しておきます。なお、認定補聴器専門店もしくは認定補聴器技能者以外から補聴器を購入した場合には、医療費控除を受けることができないため注意が必要です。

なお、聴覚の身体障害者(高度難聴・重度難聴)に認定されると、障害者総合支援法により購入時に補助が受けられます。お住まいの自治体から一定額の補助金が出る場合もあります。

※補聴器の値段についてさらに詳しく知りたい方はこちら

補聴器のレンタルや定額サービスも活用しよう

医療費控除や補助金があるとはいえ、万が一、補聴器選びに失敗したらダメージが大きい……と不安な方もいることでしょう。そのような方のために、補聴器のレンタルサービスを行っている販売店もあります。

また、メガネの田中・聞こえの田中では、補聴器利用のサブスクリプション(定額)サービスを行っています。サービスを利用している方からは「最新の補聴器を気軽に使い始められた」、「3年ごとに新しい補聴器に換えられる」など、喜びの声が届いています。詳しい内容を次にご紹介しましょう。

「日本初」補聴器のサブスクのメリットとは?補聴器のご相談はメガネの田中・聞こえの田中へ

メガネの田中・聞こえの田中が始めた、日本初の補聴器のサブスクリプション「聞こえの定額ケア」は、高額になりがちな補聴器を月額2,980円~の定額で利用できるサービスです。次のようなメリットがあります。

・3年ごとの契約更新で新しい器種へ交換

・月々の定額払いなので出費が抑えられる

・契約年齢が若いと大幅な割引が適用される

・無償修理保証付き

・紛失保障もあり

・電池や消耗品の交換が無料

・アフターサポートも万全

・来店しなくても補聴器のケアを自宅で受けることができる

なお、メガネの田中・聞こえの田中では、補聴器の装用が1か月3,300円(税込)で試せる「聞こえの体験コース」もご用意しています。体験コースは通常の物販でも利用可で、自宅で受けられる「リモートケア」も定額・物販両方で利用できます。詳細は以下で詳しく紹介しています。

まとめ

補聴器の選び方がよく分からない方に向けて、補聴器の種類や選び方の流れをご紹介しました。補聴器にはさまざまな種類があり、特徴も異なるため、自分に合った製品を見つけることが何よりも大切です。そのためには、専門知識を持つカウンセラーの手助けが欠かせません。

補聴器選びの際は、聞こえのカウンセリングをはじめ、聞こえの体験コースや聞こえの定額ケアなどさまざまなサービスがあるメガネの田中・聞こえの田中にご相談ください。

なお、補聴器の使用に際しては、信頼できる専門医の受診をお勧めします。

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